スニーカーのかかとが浮くときの結び方|ヒールロックを図なしで手順解説

スニーカーのサイズは合っているはずなのに、歩くとかかとだけが浮く。その場合、最上部のサブホールを使う「Wアイレット・シューレーシング(ヒールロック)」で収まりが改善することがあります。アシックス公式も、足やかかとが細くフィットしづらい人、かかとが脱げやすい場合の方法として案内しています。

目次

ヒールロックの結び方

  1. 通常どおり、下から最上段の一つ手前まで紐を通す
  2. 左右それぞれの紐を、同じ側の一番上のサブホールへ外側から通す
  3. 紐を全部引き抜かず、左右に小さな輪を残す
  4. 右の紐先を左の輪へ、左の紐先を右の輪へ通す
  5. 紐を後方ではなく、やや下方向へ均等に引いて輪を締める
  6. 足首を動かせる強さで通常どおり結ぶ

ポイントは、左右の輪を同じ大きさにしてから締めることです。片側だけ強いと、足首周辺の圧迫が偏ります。

ヒールロックを試してよいケース

  • つま先の余裕と前足部の幅は合っている
  • 立っていると問題ないが、歩くとかかとだけが少し浮く
  • 最上部に通常使っていないサブホールがある
  • 紐を通常どおり締めても足首側だけ緩い

結び方では直しにくいケース

症状 考えられる問題 対応
つま先の余りが大きい 足長が大きすぎる 小さいサイズも試す
足が前後に大きく滑る 全体の容積が合っていない 別サイズ・別ラストを検討
親指や小指が強く当たる 足囲が不足 ウイズ展開を確認
履き口が変形している かかと芯や内張りの劣化 修理店へ相談
締めると足首が痛い 締めすぎ、方法が不適合 すぐ緩める

安全に試すための注意点

ヒールロックは、サイズの大きな靴を無理に固定する方法ではありません。締めすぎると足首の動きが妨げられることがあると公式にも注意があります。しびれ、痛み、皮膚の色の変化があればすぐに緩めてください。

また、余った紐が長すぎると踏んで転倒するおそれがあります。紐を切る前に、交換用シューレースを選ぶ方が戻しやすく安全です。

かかと浮きの確認は左右別に行う

足長やかかとの幅には左右差があるため、片足だけ浮くことがあります。両足を同じ強さで締めるのではなく、まず左右それぞれ通常の通し方で確認し、必要な側だけヒールロックを試します。ただし左右で通し方を変えると紐の余り方も変わるため、踏みつけない長さか確認してください。

新品だけでなく、長く履いた後に突然浮くようになった場合は、紐ではなく履き口の内張り、インソール、かかと芯の摩耗も確認します。素材が破れている、芯が変形している、歩くと痛みが出る場合は、締め付けで隠さず修理店や販売店へ相談します。

かかとを合わせてから締める

どの結び方でも、履く手順がずれていると効果が下がります。紐を十分に緩めて足を入れ、かかとを床へ軽く当てて後方へ収め、つま先側から順に均等に締めます。靴べらを使う場合も、かかとを踏みつぶさないようにします。

よくある質問

一番上の穴は普段から使ってよいですか?

使えますが、足首の可動域と圧迫を確認してください。通常の通し方で問題がないなら、必ず使う必要はありません。

ハイカットにも使えますか?

サブホールの配置と足首の形状によります。ハイカットは穴が多いため、締めすぎないよう範囲を分けて調整します。

中敷きを追加すればかかと浮きは直りますか?

中敷きで履き口が浅くなり、かえって脱げやすくなる場合があります。厚みを足す前にサイズと紐を確認してください。

参照した公式情報

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